実践ホームページ作成#20 WordPressへのプラグイン導入
WordPressに様々な機能を付加する「プラグイン」
WordPressは初期の状態でも、ホームページやブログ作成の最低限の機能が揃っていますが、プラグインを導入することによって、様々な機能を追加していくことができます。
.html on PAGES
抽象的にプラグインの導入方法を紹介するより、何か特定のプラグインを挙げて紹介するほうがわかりやすいと思いますので、ここではまず.html on PAGESというプラグインを取り上げてみたいと思います。
「通常の投稿」と「ページ」
前提として、WordPressのコンテンツ管理について、少し触れておきます。WordPressは、追加するコンテンツ(ホームページの内容)を、2種類の形式に区分して管理します。ひとつは、通常の投稿です。これはブログとして利用される方であれば、日々追加する記事が該当します。もうひとつは、ページという形式です。通常の投稿は、過去ログなどで1カ月ごとに表示させたり、カテゴリーごとに表示させたりといったことができます。対して、ページはそれが(基本的に)できません。
ではページはどのようなところで利用するかというと、たとえばこのブログであれば、プロフィールやお問合わせなど、通常の記事とは異なる場所に、独立して表示させたいコンテンツなどです。業務用のホームページやブログを作成されるのであれば、ページは業務の案内や会社の案内などに利用することになるので、こちらがメインになることも多いのではないでしょうか。
パーマリンクの統一
で、.html on PAGESに話を戻します。このプラグインを導入すると、上記で説明した「ページ」形式のコンテンツに対して、パーマリンクを.htmlで終了させることができるようになります。逆にいえば、このプラグインを入れていない初期の状態では、WordPressのパーマリンク設定を変更しても、ページに対して.htmlは付加されません。(なぜ.htmlを付ける必要があるの?とか、パーマリンクって何?という方は、「#19 WordPressのパーマリンク」を先に参照ください。)
ためしに、インストールした直後のWordPressを確認してみてください。インストール直後のWordPressには、aboutというページ(「紹介」という日本語表示)の見本が最初から表示されるようになっていますが、パーマリンクを変更しても、このaboutに.htmlは付加されないと思います。一方、このブログの「プロフィール」をクリックしていただくと分かりますが、.html on PAGESというプラグインを導入すると、ページ形式のコンテンツに対しても、.htmlを付加することができるようになります。
プラグインの導入方法
FTPソフトを利用してプラグインをアップロード
プラグインの導入方法は、既に紹介したFTPソフトを利用したテーマの導入方法とほとんど変わりません。まず、プラグインが公開されているページに行って、ダウンロードボタンをクリックします。.html on PAGESについては、次のページからダウンロードが可能です。
http://wordpress.org/extend/plugins/html-on-pages/
下のようなダウンロードの表示が出た場合は、「ファイルを保存する」で「OK」ボタンを押します。

下のような.html on PAGESのフォルダがダウンロード完了したら、これを解凍します。解凍についてわからない場合は、「#7 解凍ソフトの導入」と「#8 WordPressの入手」を参照してください。

FTPソフトはいままで同様にFileZillaを例にします(使い方は「#6 FTPソフトの設定」、「#11 FTPソフトの見かた」参照)が、まず左下のマスに、下の画像のようにhtml-on-pagesの解凍されたフォルダが見えるようにします(フォルダの中身ではありません)。右下のマスは、WordPressをアップロードした場所を表示させておきます。

次に、右下のマスに表示させる場所を移動させます。テーマを変更したときと同様、下の画像にあるwp-contentというフォルダをダブルクリックします。

次に、文字通りですが、pluginsというフォルダをダブルクリックして開きます。

WordPress用のプラグインは、このpluginsというフォルダ(初期状態では、下の画像のように表示されるはずです)に放り込んで、その後管理画面から有効化させることで使えるようになります。フォルダがthemesかpluginsなのかの違いだけで、やってることはテーマの変更と変わりありません。

ここに.html-on-pagesのフォルダをそのままアップロードします。一番簡単なのは、左下のマスに表示されているhtml-on-pagesのフォルダ名を左クリックして、そのまま左ボタンから指を離さずに、右上のマスに表示されているpluginsのフォルダまで移動させて指を離す(ドラッグ&ドロップ)方法です。右上のマスではなく、右下のマスの余白部分に、そのままドラッグ&ドロップでも大丈夫です。

html-on-pagesがpluginsフォルダに移動すると、下の画像のようにフォルダが並ぶはずです。

WordPressの管理画面からプラグインを有効化
次に、WordPressの管理画面から.html on PAGESを有効化します。左側メニューの「プラグイン」をクリックします。右側に導入されているプラグイン一覧が表示されますので、.html on PAGESの「使用する」をクリックします。

WordPressのURLにアクセスして、ブラウザでページを更新してから(再度読み込みなおしてから)、紹介ページをクリックしてみてください。aboutの最後に、.htmlが追加されているはずです。これで、通常の投稿にもページにも.htmlが付くURLになりました。
プラグインの導入方法は、上記のようになります。.html on PAGESはかなり地味なプラグインですが、プラグインは膨大な種類が公開されていますから、WordPressの使い勝手や外観を大きく変更させるものもあります。
.html on PAGESの場合、たまたま「使用する」だけクリックすれば有効化できるプラグインでしたが、種類によってはその後でもう少し設定をしてあげないと、有効に機能しないものもあります。そのあたりは、追々他のプラグインを紹介していく中で触れるつもりです。



